ここにひっそりと用意されているこの街最高の茶、凍頂烏龍茶。
名前に中国茶の一番知られた名である烏龍茶とつくだけで、ありきたりなお茶に聞こえるのか、注文する人は意外と少ない。
けれどもこと凍頂烏龍茶は烏龍系統の中でも総じて品質が高い台湾茶の銘柄。
台湾は日本と似た島国。
山は深く、水が良い。
豊かな自然によって茶葉の品質が総じて良くなるため、大陸産に比べ高価だ。
黄金色に光る茶は茶海からしずかに聞香杯へ、そして茶杯にうつされる。
香りだけが残された聞香杯が目の前にそっと差し出される。
もしあなたが特別な日で、CHANELの香を身に纏っていたとしても大丈夫。
湯を与えられたこの一瞬だけしか生きられぬ香りは、ガラスの中に閉じ込められた香りとはっきりと区別がつく。
店主は言う。
酔いますから、お帰りはお気をつけて。
茶亦酔人。
ここにもいた。
コメント
仕事の帰りにこんなに素敵な茶荘に立ち寄れるなんて羨ましいです。
中国は東西南北広すぎて、茶も種類が多く、煎れ方・飲み方も千差万別。
茶葉や茶器はモノとしていくらでも世界を回りますが、その茶が生産地ではどう飲まれているかの文化まではなかなか輸入できませんよね。
こちらは店主さんが大陸を一通り巡っていらしているので、数ある町内の茶荘の中では一番本国流で茶を供してくれている筈です。
そのお茶。
ぜひ冷蔵庫から出して飲んでください。
そこで品のよさそうな中国人の奥様に声をかけられ、試飲できますよ・・とやさしくいざわなわれました。
作法などを教わりながら 二杯ほど喫したあたりで・・ 流暢に日本語はなされてたご婦人が こちらをみつめながら 優しい中国語で 同意を求めるように問いかけてきたので、つい・・うなづいてしまった・・。
さらに お茶を淹れてくれたので無問題だと思って・・立ち上がったら、鬼の形相で 一人1500円だと 怒られました・・・。
中国語の部分は ここからは有料だと いう意味だったらしいです・・。
エライ。
良くぞこの手の独り言にコメントくださいました(笑。
最近はどこもそこそこ良心的なので、そういう経験は貴重ですね。
って、トリックアートのあった時代って10年も前では無いような気が、、。
さすがはネタ大臣!