ICBM ～ チャイナタウン三大カレーにロックオン

どうも通勤路を自転車で遠回りばかりしていると小腹が空いてしまう。
今日は寄り道せずに帰ろうとルートを変えたのがいけなかった。

赤い光は「止まれ」の合図。
よいこは見よう右・左。

というわけでトゥーストラップから爪先を抜き、赤い看板の愛するMy gallery Launch Pad cafeに。

ここは二週間交代で絵画が楽しめる元町のラ・クロズリ・デ・リラ。

赤信号に引き寄せられたものの、今日はエスプレッソシングルをカウンターでさっと煽って帰るのだ！と入店し、カウンター上のMenuを見て目が眩んだ。

確か誰かが
「カレーがおいしくて」
と囁いていたのを思いだし、口から勝手に
「カ、カレーを。キノコと茄子の方」
と出てしまった。

はぁ、、

で、お出まし。

ライスはサフラン。
これはこちらの人気料理、ブリトーに使っているものと同じ。

少しトマト風味もあるハヤシっぽいルーは、少し透明感のあるトロんとしたタイプ。
大きめに刻んだ玉葱はどこか山下町のカレー達に似ている。

少し甘口で、目を瞑るとうっすらと中華テイストを感じる。
あっという間にごちそうさま。

店長さまにトロ味のあるところが好みで、おいしかったと告げると、「いや結構その都度適当でうふふ」とおっしゃるのを聞いて、某店の姐さんが「うちの父も結構適当で」とおっしゃっていたのを思い出して、何だかとても嬉しいのであった。
器を下げつつ悟空の香菜カレーの話しなどをしつつふと横を見ると。
ナニコレこのニセハロウィン。
ハロウィンが何の祭りでいつだか知らぬ私でも騙されんよ。
みかんに顔なんか書いちゃって。
なにこの可愛いみかん（笑。

凝視していると
「ほしいんですか？いいですよ、ひとつ」

大喜び（笑。
安すぎる男なのであった、、。