チャイナタウンの地下組織 ~ 奥が深いにも程がある

年末の山下町。
喧騒の中を歩いていると、teftefの人気犬、ジョビンに逢った。
このジョビンと、同じ通りの酒屋、安田屋酒店のディタは今のチャイナタウンの一番の人気者だろう。

teftefは只今改装中。
改装前は町内でも一二を争う古い建物で、作りや調度品が祖父宅に似ていたのでお気に入りの場所だったのだけれど、老朽化では仕方がない。

店主さんは改装中の海外買付旅行中にて、今日のジョビンは爺やと一緒。
爺や(店主さん父上)と改装の進捗状況の話をしていたら、ジョビンが急に困った顔をし、工事箇所を覗き出した。

その視線の先には、、何だこれは!?

teftefの左隣も併せて改装中なのだけれど、何とその下から地下壕が発掘されてしまった。
200mm程のスラブが打たれた直径4m、高さ2.5m程の円形の秘密地下壕だ。


「こんなのが出て来ちゃって困ったよ」
と工事の進捗を心配する店主さんの父上。

この穴は山下町の戦時中の防空壕か何かだろうか。
この手の歴史は酔華さんなら何かヒントをお持ちかもしれない。

いずれにせよ上に建て屋を設けるには、埋め戻さなければならない。
結構な容積だ。
いっそのこと、穴があったことは内緒にして、秘密の地下室にしてしまえば良いのに。

コメント

maruto082 さんのコメント…
見た見た!分厚いコンクリートの躯体の直径4mほどの筒状地下構造物w

地下水か雨水か下水か 漏水しててポンプでくみ上げてましたねぇ・・・。

防空壕にしては浅すぎじゃないですかね?
井戸にしちゃでかいし・・・

謎の解明 おまちしてます♪
管理人:ふ゛り さんの投稿…
■maruto082さん
工事区画が微妙な高さのネットで囲まれているので、あそこを覗き込んで気付くとはたいしたものです。

私はジョビン爺に言われなければ気付きませんでした。

謎は不明ですが、これからタイベック(防護服)を着て床下にLANケーブル敷設です。

あぁ面倒。
本須 さんの投稿…
中華学院から外に脱出するための
秘密の通路だったりして。

大昔、学校関係でいろいろあったようですし、
思ってもいない仕掛けがいろいろ隠されているのかも。
管理人:ふ゛り さんの投稿…
■本須さん
やはり中華街には「暗黒街」「チャイナシンジケート」といったダークなイメージが似合いますね(笑。

悪も栗売りや客引き程度では器が小さすぎます。

@学校関係、部外者ではありますが、未だに全くと思うこと多々です。
酔華 さんのコメント…
私は防空壕の跡だと思います。
中華街大通りにも防空壕がいくつかあったと、古老が証言していますので、
ここもその可能性は充分ありそうですね。
管理人:ふ゛り さんの投稿…
■酔華さん
やはりそうですか。
私の住む保土ヶ谷区では、山谷の地形を利用した洞窟型の防空壕が多いので、コンクリート壁の(しかも結構丁寧な作り)こういう防空壕は初見で、驚きました。