ブラジルの御大、Antonio Carlos Jobim/Passarim(VERVE 833 234-2)
まだシュリンクの付いたままのLP(VERVE 833 234-1)はいつ買ったかも忘れ。
ナウなヤングだったあの頃、Bossa Novaのレコードを買い始めた2~3枚目だったか。
買った切っ掛けは覚えておらず。
多分元町Towerで購入の筈。
ブラジル音楽はシンプルな録音が多くて音が良く、演奏もダイレクト感があって、ウェーブ(グルーヴとはまた周波数が違う感じ、の意の私の造語)に溢れている。
国民性というか、独特の人生観というか、そういう雰囲気が音楽に散りばめられていて、大好きな音楽。
さて、このPassarim。
ライナーを読むと、やたら○○Jobimという名前が多い。
家族や親戚なのかな。
このアルバムは全曲良いのだけれど、特に好きなのが
7. Chansong ~ 8. Samba Do Soho
と続く2曲。
7. Chansong
は旅の様子を語り口調で歌うような味わい深いスロー。
8. Samba Do Soho
は次から次へとプレゼントが出てくるような、ステップを踏んでしまうミディアムアップ。
LPだとこの2曲がB面の1~2曲になっていて、盤を裏返す際に途切れた音もなんのその。
曲にどんどんのめりこんでいく。
アルバム全体を通し、そしてこの2曲にもとても美しいコーラスが曲の流れを包んでいる。
声楽的な美しさというのではないけれど、このアルバムのウェーブ感(グルーヴではない)はこのコーラスが支えていると言っても良いのではないかな。
30年選手のコイツは少しくたびれてクリップ気味だけれど、これがとても良くて、矢継ぎ早に4枚もCDを聴いてしまった。
夏の昼下がり、窓を開けて聴きたい一枚。
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