2010年中華大賞@山下町謹製干し肉 ~ Yokohama Chinatown foods of the year

さてさて、大賞シリーズの大トリはもちろん中華。
今年は職場の引越しで、山下町から足が遠のいてしまい、得にめぼしいネタは無かったのだけれど、暮れのギリギリにおもしろいものがやってきた。

町内のいくつかのお店で売っている季節の風物詩に干し肉があるのだけれど、買った事が無かった。

とある店でその話をしたら
○○さんちが仕込んでるから訊いてあげる
とその場で電話して話をつけてくれた。


町内でお店を営むそのお方が、店とは別に家族で自家消費用に毎年仕込んでいるのをお分けしてくれるというのだ。
というのもお店に出してもコンスタントに売れないので、今季は店頭販売用に仕込むかまだ未定なのと、その場合も量や時期が流動的なので、そんなに興味があるなら自宅分を、という事になった次第。
もちろんお代はキチンとお渡しする。
この街というのは、レストラン・店舗の接客ホスピタリティーとは別に、飛び込んでくる人や縁に対する大らかさがとてもある。

さて、そうしてやってきた干し肉。
豚バラと手羽先の二種類。
豚は味噌味で仕込んである模様。
手羽先は醤油。
モニター上では少し茶色いけれど、きれいな飴色。
話によると、味付けの仕込みの後、一週間~十日ほど干すらしい。
受け渡しは仲介の方経由だったので詳細不明。
ちょっとかじってみる。
うま~!

20分ほど蒸して
とのことで、言う通りにする。
ものすごく良い香りが充満。
お店で出すのより良いお肉を使っているから美味しいって言ってたよ
と言われていたので、ドキドキしてしまう。
蒸し上がり。
あ゛~、おいしそう。

手羽先はそのまま、豚はスライスしてキャベツと炒めよう。
干し肉の真髄は旨味の凝縮。
旨味を噛み締めニヤけながらいただく。
手羽は蒸しても揚げたり焼いたりしたものより固いので、食べ過ぎにもならず、咀嚼の分体にも良さそう。

貴重な頂き物を大切に、美味しさを引き出す自分なりの調理で。
干し肉キャベツは回鍋肉とはまた違うおかず。
油断したらご飯が一合なくなりそう。
前に自分で作った塩豚とは違う感じ。
使う前の蒸しがひと手間だけれど、レンジでチンではこの香りが立たないのかもしれない。

これは町内で見掛けたら一本は買っておきたい代物。
寒いうちにレシピを聞ければ作ってみよう。

コメント

とも2 さんの投稿…
年末ギリギリでの初訪問でございます。

実はこちらのブックマークの仕方を間違えておりまして…11月から更新が止まっていると全くの勘違い(汗) 次に更新したらコメを入れようと思いつつ…google ID も持っていないし…などと自己弁護して…今日、勘違いに気がつきました。

今年もお世話になりました&来年もよろしくお願いいたします。
管理人:ふ゛り さんの投稿…
■とも2さん
そんなことでわざわざコメントいただきすみません。

GoogleのBlogは他所さんと少々作法が違うので、最初コメントに戸惑う方もいらっしゃいますが、Googleのアカウントなぞ無しでも書き込めますので、お手隙の際にでも覗いていただければ幸いです。
pastcolour さんの投稿…
年越蕎麦の天婦羅を揚げていたら、もうこんな時間です。

本年も駄文にお付き合いありがとうございました。
来年もどうぞ宜しく。
んでは、良いお年をお迎え下さい。

最近、横浜食散歩していないので、
ちょっと鬱憤が溜まっています・・。
酔華 さんのコメント…
開けましておめでとうございます。
昨年は、いろいろとコメントをありがとうございました。

っていうのはさておき、
美味しそうな干し肉ですねぇ。
干し肉だけに、ほしくなってきました。
管理人:ふ゛り さんの投稿…
■pastcolour さん
フレッシュな精神を忘れず、いぶし銀を加えて生きていきたいものです。
今年も宜しゅう。
管理人:ふ゛り さんの投稿…
■酔華 さん
やはりあの街は面白いですね。
私や酔華さんの周波数に合うだけかもしれませんが。

欲しそうな顔をして鼻を鳴らして歩いていれば、追加で干してくれるかもしれませんよ。