防災の心得 ~ 横浜市民防災センター@市民は訪問必須

大震災、というと備えていてもなかなか来ない東海沖地震あたりを思い浮かべるけれど、考えてみれば数年毎に日本のどこかで大きな震災が起きているし、行動がグローバルな今は今回のNZでの被災など、本当に何時何処でどんな災害に遭うか分からない。

災害に対するインフラは日本が世界に誇れる素晴らしい足固め。
義務教育中から避難訓練・防災訓練を行うし、引き続き職場で行っている人も多いと思う。

さて、ここ横浜にはとても素晴らしい施設がある。
横浜駅西口から歩いて程無い場所にある。
それが

ダイヤモンド地下街を真っ直ぐ歩き、ヨドバシ、ソフトバンク、バナナレコードを通り過ぎ、南12の出口から地上に出て3分ほど。

ここには地震と火災の体験設備、災害の書籍や展示、各種講習会などが常時体験できる。

時に職場や学校で地震体験車のデモが来る事があるけれど、時間や人数の関係から乗ったことのある人は少ないと思う。
こちらの地震体験は、いつでも、行けばすぐに乗せてくれる。
火災体験もすぐに煙で満たしてくれる。
なぜなら、土日でも殆ど誰も来ない!からなのだ。

災害は経験したくはないけれど、ここの施設で全ての人に事前に疑似体験してもらいたい。
あの揺れで、家の家具はどうなるか、少しは考えると思う。

コメント

たけ さんのコメント…
地震あった後、このエントリーを思い出しました。今となっては何と言うか、改めて全くそのとおりで全く大切なことですよね。
以前、地震体験しましたが、今回はそれ以上でした。
体験感をよく職場、知人に全く動けなくなるよと申し伝えていましたが、完膚ない恐怖心は体験にはないものでした。
ご無事で何よりです。
管理人:ふ゛り さんの投稿…
■たけ さん
地震体験機械(車載も固定も油圧式だと思いますが)は、どれも関東大震災モードがあり、かなり揺れます。

その揺れは実際の地面が揺れるソリッドなそれとフィーリングが違う気がしますが、それでもこれだけの振幅でこれだけの時間揺れるのだ、という体験がいつでも無料で出来る施設は貴重だと思います。

さて、明日から。
皆で頑張り労働しましょう。
カト さんの投稿…
この施設のある沢渡公園は広域避難場所。一年前のこの日この公園は周囲のオフィスから出てきた人達でいっぱい、日頃の長閑な風景とは別世界でした。健康診断途中の人が薄着で寒そうにしてたり、常日頃の対策なのか『非常時持出袋』と書かれたるリュックを背にした会社員が居たり。そんな対策が一つも無い会社に勤務している私は日常の中の非日常に呆然としておりました。あれから一年。その前には戻れないですが、最低限の自衛はしないと、と思います。事務所出る時に同僚の女の子が動顛してカーディガンを裏返しに着てたのが印象的でした。
管理人:ふ゛り さんの投稿…
■カト さん
あの日ほど人々の気持ちを感じた日はありませんでした。

一番の備えは数日の貧困は乗りきれる丈夫な体と、人に心配れる健康なハートですね。