初めての横浜中華街ランチ ~ 獅門酒楼は読めなくても忘れるな

何度も言って、またかと思われるかもしれないけれど、10数年前に山下町で初めて「ランチ」の食事を経験したのが、獅門酒楼さん。

横浜中華街の平日ランチの豪華さとお得さは日本随一だと思う。

が中華街の店多しといえど、昼時に歩いて来れる人は街の外縁に勤める人のみ。
隣には横浜スタジアム、JR、首都高速、中村川に囲まれていて、少し向こうからだと急に遠くなってしまう。

ある時山下町に用事があり、数日過ごすことになった。
これはチャンスと昼時に町内を歩いてびっくり。
休日の原宿よろしくランチを求める人で賑わっている。
当時町内に足を踏み入れるのは年に数度。
何も知らぬまま勘を頼りに初日にお邪魔したのが獅門酒楼さんだった。

中華を現代風にアレンジしたメニューが多いこちらの料理の美味しさにぶっ飛び、気に入り、以来親を求めるヒヨコのごとく、時々お邪魔している。

今日は過ぎゆく夏の旬を名残り惜しみお邪魔。

空豆と磯つぶ貝の薄塩炒め

タダの飾りには勿体無いスライスしたての新鮮な胡瓜で巻く。
塩味加減の良さと言ったら。
で「旨み」がものすごい。
素材の歯ごたえが全部違うので楽しい。
ウマーと食べる。

次。これは必須。

酥炸蝦芒こと海老とマンゴーのサクサク変わり揚げ。

ピリッと甘辛いマンゴーチリソースと一緒に。
サク・ホク・ウマ。

忘れてた。
空芯菜。
茎のシャキと、葉のトロが好き。

大根餅。
この1枚で体積比さとうの切り餅2個分はある。
こういう家庭料理こそお店の特徴。個性。
自家製辣油は少し辛め。

そして今日のメインイベント。
何故かメニューに載っていない人気料理。
トマトとエビと冬瓜の冷麺。
オクラのトロみで、塩味スープが少しトロんとしている。
麺は中華麺の細ストレートを固めに茹でたもの
好みとしてはエビは半分、野菜倍量。
時々大根餅の辣油をトッピングしたり、もう美味しいのでスープも全部完食。

あまりに舐め回すように食べるので、
(空豆と磯つぶ貝の薄塩炒めの)貝殻も持って帰ります?(笑
と小姐さんに言われるほど(汗
貰って帰り、笛にでもすれば良かった。

町内でも白眉なお味を提供するこちらが私の初ランチ体験だったのは、きっとウンメイだったのでありましょう。

コメント

酔華 さんのコメント…
私の中華街ランチ初体験は、市場通りの四五六菜館でした。
あの頃の麻婆豆腐は美味しかったなぁ…

最近、食べに行ったのですが、どうも昔のイメージと違います。
自分が変わったのかなぁ、
それとも味が変わったのか…

それにしても獅門酒楼、ウマイです。
管理人:ふ゛り さんの投稿…
■酔華 さん
四五六、大珍さんの少し前は良かったと語る人が多いですね。
今でもなかなかだと思いますが、町内で中くらいの大きさのお店は難しい部分があるのでしょうかね。

獅門さん、お店のお方皆がとてもとてもスマイリーで、行くだけで健康になれます。
るる♪ さんのコメント…
先日、クラルスさんたちと、ここで密会をしてきました。初めてでしたが、とてもおいしかったです。

ところで、お隣にあるカフェは行かれたことありますか?そこもちょっときになりました。
管理人:ふ゛り さんの投稿…
■るる♪ さん
密会するには明るくて楽しすぎますね。
るる♪ さんの良くやっていらっしゃる一献という召し上がり方にも向くメニューが多かったでしょ。

おとなりのカフェにも結構皆さん行ってらっしゃいますね。
私はまだですが、評判は良いですよ。